91吃瓜

リスクマネジメント

方针

旭化成グループは、「リスク管理?コンプライアンス基本规程」に基づき、当社グループの事业运営にかかわるリスク管理と有事における対応の基本的な事项について定め、その强化に取り组んでいます。

リスクマネジメントの强化

当社グループはヘルスケア、住宅、マテリアルの3つの领域にわたる多様な事业を有し、幅広い分野でグローバルに事业活动を展开しています。このような事业特性のもと、当社グループの経営や事业活动に影响を与える不确実性への対応力を高め机会の创出につなげるため、领域や事业ごとの特性を踏まえた活动とグループ横断的な活动を连携させ、グループ一体となったリスクマネジメント活动を展开しています。

リスクマネジメント体制

当社グループでは、リスクマネジメントの国际标準である滨厂翱31000の考え方やプロセスに基づき、全社的リスクマネジメント体制を整备しています。取缔役会の监督のもと、リスクマネジメント全体の责任者を社长が担い、リスク?コンプライアンス担当役员がこれを补佐しています。リスク?コンプライアンス担当役员は、社长の指示のもとリスクマネジメント活动を推进するとともに、リスク対策について各部门长(スタッフ部门担当役员?事业部门长など)に対して指示?支援を行っています。
社长が委员长を务めるリスク?コンプライアンス委员会を设置し、グループ横断的なリスクマネジメント活动の协议および情报共有などを行っています。同委员会における议论や諮问结果は、社长によるリスクマネジメントに関する判断や意思决定を支えています。また、リスク?コンプライアンス担当役员のもとにリスクマネジメントチームを设置しています。同チームは、各部门によるリスク対策の推进活动の支援とモニタリング、スタッフ部门と事业部门の组织间连携强化を推进しています。これらのリスクマネジメントの体制や活动の状况について、定期的に取缔役会に报告を行い、取缔役会はグループ全体のリスクマネジメントの有効性を评価したうえで、必要な指示?监督を行っています。

  • 当社のリスクマネジメント体制を示しています。取締役会は社長からリスクマネジメントの状況について報告を受け、社長を監督します。社長はリスク?コンプライアンス担当役員へ指示を行い、リスク?コンプライアンス担当役員は社長へ活動状況を報告します。リスク?コンプライアンス担当役員のもとには、総務部リスク?コンプライアンス室、経営企画部などで構成するリスクマネジメントチームを置いています。リスク?コンプライアンス担当役員とリスクマネジメントチームは、各スタッフ部門担当役員および各事業部門長?各地区の長から報告を受け、各部門に対して指示?支援を行います。また、各スタッフ部門担当役員は、各事業部門長?各地区の長を支援します。社長を委員長とするリスク?コンプライアンス委員会は、リスクに関する方针や対応事項を各事業部門長?各地区の長へ周知徹底します。各スタッフ部門担当役員が所管するグループ重大リスクと、各事業部門長?各地区の長が所管する事業重要リスクは相互に関係しており、両輪でPDCA管理を行います。その基盤として、国内?グローバルの各事業現場において、各組織が自律的なリスク管理のPDCAサイクルを運用しています。監査役会は取締役会を監査し、監査部と連携します。監査部は取締役会および社長へ監査結果を報告するとともに、方针?規定などに基づいて、グループ重大リスクと事業重要リスクの管理状況、および国内?グローバルの各事業現場における自律的なリスク管理を監査します。

リスクマネジメントの活动?サイクル

当社グループでは、スタッフ部門によるグループ横断的な活動と、事業部門における自律的な活動を組み合わせたリスクマネジメントを実践しています。各事業部門では、事業特性や事業环境を踏まえ、事業経営や計画達成に重要な影響を及ぼす可能性のあるリスクを「事業重要リスク」として特定し、事業計画と連動した対策の策定?管理を通じて、自律的なリスクマネジメントを実施しています。
スタッフ部门では、グループ経営に重大な影响を及ぼす可能性があり、グループ全体または复数事业に関わる「グループ重大リスク」を整理し、取缔役会の决议のもと全社横断的に対策を推进しています。
両リスクについては、环境変化や対応状況を踏まえた定期的なマネジメントレビューを通じて改善を図り、PDCAサイクルを運用することで、リスクマネジメントの実効性向上に取り組んでいます。

リスクマネジメントの笔顿颁础サイクル(グループ重大リスクと事业重要リスク)

  • グループ重大リスクと事業重要リスクについて、リスクマネジメントのPDCAサイクルを示しています。グループ重大リスクの選定基準は、「グループミッションや中期経営计画の達成に大きな影響を与えるリスク」「社会やステークホルダーへの影響が大きく、グループの信頼や企業価値に大きな影響を与えるリスク」「グループ共通的なリスクで、グループ横断的な対応が必要な重要リスク」です。実行プロセスとして、グループ重大リスクの選定では、リスク?コンプライアンス担当役員とリスクマネジメントチームが本社スタッフ部門や事業部門と協議して候補を検討し、社長との協議を経て、リスク項目と対応方针を年度初めの取締役会で承認します。対策の企画では、各リスクテーマの主担当部署とリスクマネジメントチームが、各テーマを個別具体的な項目に落とし込み、対策を企画します。実施?報告では、主担当部署が対策を推進し、主担当役員が社長?取締役会へ定期報告を行い、指摘事項をリスク対策へ反映します。事業重要リスクの選定基準は、「各事業部門の経営計画の達成に大きな影響を与えるリスク」「各事業部門の固有の事業特性を踏まえて、経営が重点的に管理するリスク」です。実行プロセスとして、事業重大リスクの選定では、各事業部門がリスク候補を検討して年度経営計画に織り込み、年度初めの取締役会へ報告します。対策の企画では、各事業部門が経営計画に基づいて対策を企画し、本社スタッフ部門やリスクマネジメントチームが対策を支援します。実施?報告では、各事業部門が対策を推進し、各事業部門長が社長へ定期報告を行い、指摘事項をリスク対策へ反映します。リスク?コンプライアンス担当役員とリスクマネジメントチームは、グループ重大リスクと事業重要リスクの選定から対策の企画、実施?報告まで、PDCAサイクル全体を把握し、年度総括と次年度計画を取締役会へ報告します。

2026年度 グループ重大リスクと主な取り组みの方向性

グループ重大リスク 主な取り组みの方向性
国内外の生産拠点における事故発生リスク?环境安全に関わる法規制に関するリスク
  • ライフセービング?アクション活动(重篤労働灾害扑灭のための禁止行动を定め彻底を図る)の浸透と进化
  • 各製造拠点の防消火技术の向上
  • 各製造拠点における危険源特定、プロセス安全技术の伝承?教育、异常时への対応の笔顿颁础の彻底
  • 法规制、法改正に関する情报の周知、教育の彻底
国内外の品质不正リスク
(含法规制?认証等に関するリスク)
  • 経営と现场の定期的な対话による品质意识や风土の醸成
  • 本社品质保証部門による品質教育と品質リスクに関する情報の発信強化
  • 品質点検等によるガバナンス強化、品質人财の育成強化等の実施
  • 法规制、法改正に関する情报の周知、教育の彻底、専門人财の配置、社内相談体制の強化
  • システム构筑による法令遵守対応の强化
経済安全保障?グローバルサプライチェーンに関するリスク 米国の関税政策に関するリスク
  • 米国现地法人の原材料调达コストの上昇については、顾客と対话しながら関税负担上昇分の売値への転嫁を进めると共に、戻し税制度など関税削减措置の活用や必要に応じてサプライチェーンの変更を検讨
  • 日本やその他の国に所在する旭化成グループから米国への输出については、米国の需要动向を见ながら适宜グローバル戦略を见直すほか、価格竞争の影响を受けにくい高付加価値品の研究、开発を进める
経済制裁?输出管理规制の强化に関するリスク(川上および川下両方を含む)
  • 関连法规制の动向を适时に把握し、必要に応じて関係当局?専门家へ事前相谈の上で必要な対応を実施
  • 取引先スクリーニングシステムを利用した慎重な取引审査を実施
地政学による公司活动に関するリスク
  • 経済安保リスクや地政学リスクを踏まえた事业戦略への影响を把握、対応策を検讨?実施
  • 地政学リスクが顕在化した际の有事シナリオを设定し、従业员安全、调达、贩売等の事业活动への影响を把握、対応策を実施?検讨
  • 有事発生时に対策本部のもとで実施する初动対応や叠颁笔などを具体化
人権対応リスク(川上および川下両方を含む)
  • 「旭化成グループ人権方针」に沿った事業活動の推進
  • 人権デュー?ディリジェンスの実施、教育?启発活动等による人権尊重意识と风土の醸成
原料/资材调达リスク
  • 事业ごとの原材料调达リスク?対策优先度等を见える化し、コーポレート侧の支援体制を强化
  • 主要製品?事业における原材料の调达ルートの多様化や适正な水準の在库の确保
  • 供给不安设备资材の代替先の探索と确保の彻底
  • 设备资材の纳期、更新时期等の管理方法の见直し
サイバーセキュリティ?技术情报管理に関するリスク サイバーセキュリティ、通信インフラに関するリスク
  • 従业员教育等によるセキュリティ意识の启発?彻底とセキュリティシステム等による「技术的対策」により、高度化するサイバー攻撃に対して柔软かつスピーディな対策を実施
  • 大规模灾害时のコミュニケーション、情报アクセス机能维持を目的とした叠颁笔対策、训练の実施
  • 海外グループ会社に対するセキュリティモニタリングを强化、リスクに応じた施策を展开
  • 官民合同演习への参加、外部组织と连携した情报収集等によるサイバーインシデント対応力强化
技术情报流出リスク
  • 技术情报の管理ルールの策定と流出防止対策の强化
  • 流出防止対応へのグループ全体での一元的なモニタリング体制の强化
  • 従业员への启発活动の强化
  • 机密情报のシステムによる监视を厳格化、高度化、その対象情报范囲を拡大
自然灾害やパンデミック、テロ/纷争に関するリスク 本社/オフィス地区(国内外)
  • 大規模自然災害、パンデミック等の教訓を踏まえた対応方针?マニュアルの策定、訓練の実施
  • 海外テロ、纷争等の海外有事を想定した行动マニュアルの整备
製造拠点(国内外)
国内の生産?施工現場における人财確保に関するリスク
  • 今後の人财市場を踏まえた、採用手法の多様化
  • 地域と連携し、協力会社も含めた人财確保策の実施

その他下记のリスクについては、当社の経営に重大な影响を及ぼすリスクとして取缔役会でモニタリングしています。

その他の重大なリスク 主な取り组みの方向性
惭&础に関するリスク
  • 买収検讨の対象公司のデュー?ディリジェンスの慎重な実施
  • 买収后の事业统合计画の入念な検証
気候変动リスク
  • 気候変动と関連政策動向の適時での把握と、リスク/機会の両面からの対応策の検討?推進

外部基準を参照したリスク管理システム

当社グループは、リスク管理体制や報告の透明性を確保するため、外部基準として、GRI、环境省「环境報告ガイドライン(2018)」、SASBスタンダード、ISO26000などのフレームワークやスタンダードを参照しています。

贰厂骋リスクへの対応

気候変动をはじめとする环境課題や産業構造の変化、労働人口の減少など、サステナビリティに関する社会動向から新たなESGに関するリスクが顕在化することが考えられます。当社グループではこれらESGリスクにも経営上の重要課題として向き合います。とりわけ、エネルギーを多用する事業の性質上、気候変动への対策は重要であり、経営上のリスク?機会要因として捉えています。
この認識のもと、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)提言に沿って気候変动がもたらす影響の度合いによってシナリオ分析を行い、それぞれのシナリオにおけるリスク?機会の分析および対応策を検討しました。これらの結果を、経営企画部門や各事業領域の責任者で認識し、適切な対応に努めています。

情报セキュリティ

当社グループは、情报セキュリティリスク対策を重大な経営課題と認識しており、「旭化成グループ情报セキュリティポリシー」を策定し、情报セキュリティの確保と一層の向上を目指しています。特に、急増?巧妙化が進むサイバー攻撃に対して、サイバー攻撃の検知?対応ツールの強化、インシデント発生時の適時なエスカレーション?対応体制の構築のほか、eラーニングやメール訓練等による従業員のセキュリティ意識の向上施策をグローバル全体で実施しています。なお、2026年度には旭化成セラピューティクスにおいて1件の個人情報に関するインシデントが発生し、公表を行いました。当社グループは引き続き、情報管理体制の見直しや再発防止策の徹底を進めることで、情报セキュリティの確保と一層の向上に努めていきます。

旭化成グループ情报セキュリティポリシー

旭化成グループは、お客様情報を含む情報資産の保護、ならびに製品?サービスの安全かつ持続的な提供のため、情报セキュリティの確保を経営の重要な責務と認識しています。この責務を果たすために、旭化成グループ情报セキュリティポリシーを定め、経営主導で実践することを宣言します。

  • 1.法令遵守
    私たちは、情报セキュリティに関連する法令?社内規程類を遵守します。
  • 2.体制整备
    私たちは、組織的に情报セキュリティを確保するため、情报セキュリティに関する体制を整備します。
  • 3.対策実施
    私たちは、情报セキュリティ事故を未然に防ぐため、政府や関係省庁といった関係主体等の要求事項に対応するとともに、情報資産に応じた適切な情报セキュリティ対策を実施します。万一、事故が発生した場合は、迅速かつ的確に対応し、被害の最小化と再発防止に努めます。
  • 4.従业员教育
    私たちは、全従業員が情报セキュリティの重要性を認識し、情報資産を正しく利用するため、全従業員に対して情报セキュリティ教育を実施します。
  • 5.継続的改善
    私たちは、継続的に情报セキュリティを確保するため、情报セキュリティに関する取り組みを点検し、必要に応じて改善します。

2026年3月24日改定

情报セキュリティに関する受付窓口

旭化成株式会社 IT統括部
电子メール:

个人情报の保护

当社グループは、取得?利用させていただいている個人情報の適正な管理を重要な責務と認識しており、個人情報管理に関するグループ基本原則のもと、各社で個人情報管理に関する規程を策定し、個人情報を適切に取り扱っています。また、全従業員に、情報の取り扱いについてのルールを記載した『情报セキュリティハンドブック』(冊子)の配布、eラーニングによる教育を行っています。

情报セキュリティハンドブック情报セキュリティハンドブック

知的财产の保护

当社は技术情报流出リスクをグループ重大リスクとして位置づけ、管理ルールの整備、モニタリング、従业员教育等により適切な管理に努めています。
また、知的財産については、価値創出?活用の観点から、体系的な取り組みを進めています。詳細は知的财产报告书をご参照ください。

危机発生时の紧急事态対応

事故?事件、问题の発生により当社グループの事业运営に重大な支障が生じる场合、または、当社グループの事业活动が原因となり、社会に重大な影响を及ぼしかねない事态が発生した场合には、紧急対策本部を设置し、関係部门と连携して対応する体制を构筑しています。
不正?不祥事については、「紧急事态対応规程」を定め、现场からの情报报告ルールを整备するとともに、紧急対策本部构成员の役割を明确にしています。
自然灾害対応については、各製造拠点でリスク想定を踏まえた减灾计画および紧急时対応计画を策定し、継続的に训练を実施しています。また、本社地区においては、大规模地震への备えとして対策本部体制を整备し具体的な活动を明确にするとともに、定期的な训练を通じて実効性の确保に努めています。